セキュア分散パーソナル・データ・ストア(PDS)とは

miParu(R) PDS Platformの基本

ミルウスが提唱するセキュア分散PDSは上図に示すように、日付時刻付パーソナルデータに本人や第三者認証者の秘密鍵によるデジタル署名を施しスマホやローカル・サーバーにPDSとして逐次保管(貯蓄)。本人の記録として適宜閲覧・活用するとともに、医師や管理栄養士等のパーソナル・データ閲覧・活用者等の第三者にコンテナ(IoTコンテナ)等の手段でP2P(Peer to Peer)提供する。 この時、提供するパーソナル・データは閲覧・活用者が保有する公開鍵を用いて暗号化する。これにより許諾された閲覧・活用者のみがデータにアクセスできるため、必要な人のみが必要な情報にアクセスできるNeed to Knowの原則が成立し、プライバシーを保った安全なパーソナルデータ流通が実現する。
また、PDSに貯蓄されるパーソナル・データには、データのハッシュ値に基づく署名が付与されるため、データのオーナーシップが明確になるとともに、万が一、改竄された際には、受信側で検出が可能となり、信頼性の高いパーソナル・データ流通が可能となる。

セキュア分散PDSプラットフォームの位置づけ

エッジ型PDSの利点と課題

PDSは個人が主体的にデータを管理できるためサービス提供者にデータを提供する従来のクラウド・サービス型に比較してデータの囲い込み流出抑止、集中保管による攻撃対象のリスク回避等の点で優れたデータの民主的な管理手法として注目されている。このPDSには上図に示すように、データの保管/管理手法により集中型と分散型に分類され、各々。利点・課題がある。弊社が提唱するセキュア分散PDSは管理と保管共に分散型であり、分散ベースのWEB3時代にも適したアプローチであると考える。 この方式は保管・管理とも分散であるためデータの囲い込みや集中攻撃のリスクは回避できる利点がある。一方、データの管理は個人に委ねられるため、ユーザには一定の活用知識が必要であり、高齢者などのIT弱者には活用が困難であったり、知らないうちにデータを悪意のある第三者に提供してしまう恐れがある。

セキュア分散PDS.の課題を解決するmiParu(R)PDS

一粒で何度もおいしいパーソナルデータ活用

miParu(R)PDSはセキュア分散PDSの最大の課題であるユーザによるIT弱者によるデータ提供障壁と低信頼者へのデータ提供リスクを解決することにより、分散PDSを、より使いやすいサービスに進化させる目的で開発された。その最大の特徴は、上図に示す、自治体等の信頼できるサービス提供/データ活用者からの解りやすいサービス案内と、そのサービスに対応する親切な本人同意プロセス(後述)そして、その本人同意を忠実に実施する貯健箱(R)アプリによる信頼できる指定サーバ(限定)へのデータ提供である。 サービス提供者やデータ活用者は公的認証機関のスクリーニングと弊社との契約に基づいた証明書を所有し、ユーザは信頼できる提供先からの案内に基づき、貯蓄したPDSから必要なデータを必要な閲覧・活用先に提供できる。
上述の方式では、サービス提供者やデータ活用者は希望するタイミングで複数のサービスやデータ収集を実施でき、ユーザは多様なサービスやデータ収集から希望する項目を選択し、そのサービスに対応した丁寧な本人同意プロセスに同意して、ばしめて安全なデータ提供が可能となる。
これにより一度取得した歩数・位置情報・バイタルなどのパーソナルデータを多様なサービスやデータ収集者に提供でき、一度取得したデータで多くのポイントを貯めることが可能となる。
特に医療データなどは、多様な信頼できる医療機関にエビデンス付きで送信することにより、わざわざ大規模なサーバに集中することなく、本人同意に基づいた情報共有を分散環境で実現できる。

ミパルPDS プラットフォーム miParuⓇ PDS Platform とは

仮想センサ miruWsⓇを支えるプラットフォーム

miParuⓇ PDSは、ライフログ(食事・睡眠・活動・行動・バイタルサイン・医療書類等の生活の場で日々生成される記録データ)や喜怒哀楽といった感情を取得し、スマホを用いて、個人がパーソナルデータストレージ(PDS)に保存・活用するサービスを実現するための個人主導のパーソナル・データ取得・保管・流通・活用プラットフォーム(PF)です。

 

本PFの特徴は改竄の無い高信頼のPDSを構築し、個人が主体的にデータをコントロールするための情報を付与したコンテナに、指定した閲覧/活用者のみがアクセスできる暗号技術を導入。 信頼性が高く、情報の拡散を防いだ個人データ流通の仕組みを提供するところにあります[日米特許取得済み]

2021年1月現在は、PoCを用いた実証試験中ですが、2021年度10月より、miParu<R> 1.0 PFを用いたライフログ収集・保管・活用サービスを自治体・健康経営企業・医療機関・介護事業者、さらにはデータ活用者(保険/損保・食品メーカー・製造業・・・)にワンストップで提供する事業を開始し、受注を受け付けています。
また、幅広い用途への活用を目指して、多様なパートナー様との連携によるプラットフォーのオープン化を推進するとともに、産学連携の推進により、次世代センシング技術の開発を推進しています。

なお、本年度(2022年度)は本PF上への仮想センサ実現および事業化に注力し、ブロックチェーンの導入はパートナーとの連携で推進する方向で検討しており、WEB3時代に向けて戦略を再構築中であり、方針が決定し次第、本HPで公表します。

miParu ⓇPDSプラットフォームの構成

ライフログ(医療・健康情報を含む)および感情の取得・保存・流通・活用をワンストップで提供

miParuⓇ  プラットフォーム(miParuⓇ PDS PF)は、弊社が提供するライフログ(食事・睡眠・活動量・歩数・位置情報・血圧・体重・処方箋などの書類・・・)をスマホやオプションのセンサで収集し、スマホ内部にパーソナルデータストレージ(PDS)する貯健箱Ⓡアプリ   と、同アプリを用いて日々取得した多様なライフログを、公開鍵暗号を用いて許諾された閲覧者・データ活用者に配布するクラウド(miParuⓇ クラウド)からなるプラットフォームです。 本プラットフォームを利用する一般ユーザは、貯健箱Ⓡ アプリを自身のスマホ(Adroid/iPhone)にダウンロードして、スマホ内のPDS(Personal Data Storage)にライフログを日々、保存するとともに、LINE等で周知される自治体・医療機関・介護サービス事業者・健康経営企業などが提供する多様なライフログ活用サービスから必要なサービスを選択して、本人承諾の上、必要なデータのみをクラウドに提供します。 提供されたデータは、あらかじめサービス案内で周知した医師・産業医・管理栄養士・トレーナ・睡眠支援者等の専門性が高く、個人情報を責任をもって扱う信頼性の高い支援者のみが閲覧できる暗号化データとして共有サーバに保管されるため、データの拡散を防いで自身の生活習慣改善等に活用できます。また、本人が承諾すれば、保険や健康食品等の企業に信頼性の高いライフログを提供でき、生活習慣と連動した保険料割引や商品と連動したポイント特典などのメリットを享受する事が可能となります。
ミパルサービスPFはオープンなPFを目指します。 弊社はライフログを用いたサービスやデータ活用を行うサービス提供/データ活用事業者殿に同プラットフォームを用いたライフログ収集~活用のワンストップサービス提供するとともに、同PFの特許・技術をシステム事業者殿に提供します。また、miParu LLアプリに接続する先端センサやAI解析ソフト等、多様な優れた技術を有する企業殿との連携を歓迎し推進します。
サービス提供者(自治体・期間・企業)の小規模(30ユーザ程度)から大規模のライフログ活用サービスをワンストップ・コンパクト・低コストで実現する。

miParu 1.0を用いたワンストップ・サービス事業

10名のワーケーション~数百名の歩数コンテかとまでスケーラブル展開

貯健箱1.0アプリと仮想プライベートサーバ VPS-1.0 からなるmiParu<R> 1.0 プラットフォームを用いることにより、限界集落、町の商店、中小企業~大都市、大規模チェーン、大企業迄、幅広く多様な健康支援サービスおよび個人データ収集が可能になります。
コアとなるのは汎用のバーチャル・プライベート・サーバとクラウド・ストレージ上に弊社ソフトウェアを搭載したmiParu<R> VPS-1.0サーバです。 
例えばワーケーションや実証試験では1~3か月間 数十名程度の小規模サービスを展開する用途が主流です。一方、データ収集では数千人のライフログを年間を通して収集する場合もあります。 また、サービス内容も遠隔支援、歩数コンテスト、データ収集など多岐にわたります。そこでmiParu<R>1.0では、同時アクセス100名程度の比較的小規模な汎用のバーチャル・プライベート・サーバーを占有サービスでは顧客毎にシェア・サービスでは複数の顧客にダイナミックに提供する仕組みを構築しました。 
これにより月あたり500円以下の低価格でライフログの収集・閲覧・活用を多様な顧客要望に最適に提供できるようになりました。
さらに、各vPSに、カスタマイズ領域を持ちせることにより、歩数/野菜取得コンテストのランキング策定やAIを用いた高付加価値サービスも含めダイナミックに展開できます。
これらを可能にしたのは公開鍵暗号エンジンと連動したサービス定義書です。
サービス定義書は各ユーザに提示するサービス内容と連動し、個人データの活用条件をVPSの公開鍵暗号化エンジンに設定することにより、1つのサーバでも順次異なるサービスを
提供できます。

北海道・東北ミパルサービス実証試験

コロナ禍の今こそ、リモートで対面を上回る健康支援を目指す!!

2020年度下期はPoC段階のミパルサービスPFの完成度向上・実現性/サービス性検証のため100名規模の実証試験を北海道4拠点(東神楽町・増毛町・札幌市厚別区・札幌市企業(3社))で実施中です。 また、宮城県丸森町のワーケーション実証試験ではワーケーションの効果を検証するためのデータ収集PFとして活用いただきました。
コロナ禍だけでなく、小規模自治体が広域に分散し、積雪時には住民の移動が大変な北海道では、リモートによる札幌市・旭川市等の比較的恵まれた健康支援リソース活用が都市部に偏りがちな健康支援の平準化に有効と考え、本実証試験を企画・提案しました。
(1)北海道実証試験: 北海道庁補助金を活用させていただき、北海道東神楽町、増毛町の皆様の協力のもと、約40名参加による実証試験を実施しました。 生活習慣把握(1週間) -> 生活習慣改善支援(約2週間) -> 改善結果把握(約1週間)の1か月プログラムを作成し実証しました。 計画策定には旭川医科大中川医師に協力いただきました、また、1月に予定している検証には東北医科薬科大 住友医師にライフログの予防への可能性等の医療用途可能性も含め分析・検証して頂く予定です。
また、ライフログとして睡眠時間・食事写真・活動量・血圧等のデータをミパルアプリ(miParu LL)で取得し、ミパルサービスPFで公開鍵暗号化を施し、札幌市の"お食事のカウンセリングサロン colan"上坂管理栄養士および健康経営企業向け運動指導を行っている"北海道全員健康(株)"の大高社長にリモートで生活習慣改善のための栄養・運動指導を実施して頂きました。 これにより、人材豊富な都市部の支援リソースを全道で活用できる可能性を確認しました。
(2)札幌市実証試験:札幌市の補助金を活用させていただき、同市厚別区の"あつべつ健康習慣プロジェクト"に参画中です。ミパルサービスプラットフォームを用いて、食事・睡眠・運動・位置情報および血圧・体重等のライフログを収集、ミパルサービスPFを介して、ミパルカードを所持した支援者(専門家)が個人情報にアクセスします。 本実証では、北海道実証試験に加えて、新たに睡眠改善アドバイスも加えたサービスを1月末に実施予定です。 また、市内企業に協力いただき、20名規模の健康経営会社向けの、健康改善プログラムも1月に実施予定です。この実証では、コロナ禍で急増中のリモートワーク従業員を想定したリモート健康管理や運動推奨・食事改善・睡眠改善アドバイス等の実証を予定しています。
(3)ワーケーション: 社会人の学び塾"熱中学園"が10月に実施した宮城県丸森町"あぶくま荘"で実施したワーケーションに、ワーケーション中および前後の健康状態を把握するデータ収集可視化プラットフォームとして弊社のミパルサービスPFを活用して頂きました。 この実証では内田洋行社の社員11名がワーケーション中と前後、各一週間の①食事写真 ②ストレスを測定するため唾液アミラーゼ計や血圧計の写真活動量 ③活動量等を取得し、ミパルサービスPFに保管、医師・栄養士が、これらのデータを用いて11名のレポートを作成しました。このワーケーションの特徴はストレス低減に有効とされる森林浴を組み込んでいることです。 今回は唾液アミラーゼでストレスを測定しましたが、今後は開発中のリスト/アームバンドでストレスや森林浴中の快感等も測定したいと考えています。

 

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