スタート・アップに優しい北海道・札幌市に感謝します

2023/03/20

北海道/札幌市のスタートアップ支援を活用させていただき、仮想センサ/ミパルPDSプラットフォームの基盤が完成しました。スタートアップに優しい北海道/札幌市です。感謝!!

・公益財団北海道中小企業総合支援センター令和4年度中小企業競争力強化促進事業(1000万円補助率1/2)

自治体健康支援で必要性が明確となった、①貯健箱アプリのサービス都度本人同意、②週間ライフログ表示(仮想センサのクラウドにおける基本機能)、③カスタマイズ可能なポイント・システム等のアプリ開発に御支援頂き、貯健箱Ⓡの機能が大幅に向上しました。

・札幌市産業振興財団 令和4年度 「小規模企業向け製品開発・販路拡大支援事業補助金」(300万円補助率2/3)
貯健箱アプリをベースに、同アプリをミパル・カードでログインすることにより、スマホを持たない高齢者も自治体の集会場などに設置された共有スマホを一時的に自分のスマホとして活用できる貯健箱Ⓡ 共有版を開発し、さらに村田製作所販売の疲労計、IoT Book Technology社販売のフレイル測定可能なリストバンド+データ収集ハブ、TAOS社販売の睡眠マットセンサ、弊社パートナー企業のUntracked社製の立位年齢測定装置などの測定結果(PDF/CSV)を貯健箱に保管してデータの継続性を保つとともに、多様な用途に安全に提供して自身の健康向上や医療技術の向上に貢献する、ミパル健康ステーションを本補助金も活用させていただいて実現し、1月末に、山梨県山梨大シミック・プラザで開催した第四回ミパル・セミナ/デモで一部機能を実証しました。

(3) ノーステック財団 「医療機関ニーズ対応型開発補助事業」研修医の心の状態を可視化する感情推定センシングの開発と実証 (75万円 補助率100%)

ニーズを提供して頂いた医療機関に協力いただき、カテーテル手術中の医師の胸に貼りつけた心電センサのデータを分析することにより、手術中の医師の感情変化を捉えることがてきることを確認しました。この感情可視化装置(下図)は、ラッセル感情円環図という喜怒哀楽をプロットするグラフと術野の動画を同期表示でき、医師がヒヤリハットしたタイミングの手術シーンを的確に捉えることを確認しました。また心電センサを貼り付けたものの、手術中は全く違和感なく、無意識センシングが実現できているとの医師のコメントも頂きました。 今後は、より多くの実験を重ね実用化を図るとともに、重要業務でのヒヤリハットの客観的な可視化ツールとして工事現場や運転業務などに適用したいと考えています。


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